本日は、文系的にプログラミング言語の歴史を!
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- Pythonの誕生:オランダ人エンジニアのひらめきから始まった
- 名前の由来:「パイソン」って蛇の名前じゃないの?
- Pythonの成長:じわじわ広がった「使いやすさ」
- 2000年代:Web開発とデータ分析でブレイク!
- 最近のPython:エンジニア以外も使う「教養」のような存在に
- 文系SEの視点:Pythonの「やさしさ」がくれた自信
- Pythonの歴史まとめ
- おわりに:Pythonの歴史を知ると、、、
Pythonの誕生:オランダ人エンジニアのひらめきから始まった
Pythonが誕生したのは、1989年。場所はオランダ。
開発者はグイド・ヴァンロッサム(Guido van Rossum)というプログラマーです。
彼は当時、「ABC言語」という教育用プログラミング言語の開発に関わっていました。ABC言語は簡潔で初心者にやさしい構文を持っていたものの、実用性に欠けるという問題がありました。
「もっとシンプルで、誰でも使えるプログラミング言語を作りたい!」
そんな思いから、Pythonの開発が始まりました。。
名前の由来:「パイソン」って蛇の名前じゃないの?
Pythonという名前、実は蛇(パイソン)とは関係ありません。
グイドさんが大ファンだったイギリスのコメディ番組「Monty Python’s Flying Circus(モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス)」から取られた名前なんです。
真面目すぎない名前をつけたかったらしい。。
開発者のユーモアセンスも、言語の柔らかさにつながってるのかも?
https://www.imdb.com/title/tt0063929/
アマゾンでも売られていますね。↓
Pythonの成長:じわじわ広がった「使いやすさ」
1991年、Pythonの最初のバージョン(0.9.0)がリリースされました。
当初はあまり注目されていなかったものの、次第に教育機関や研究分野で「読みやすくて教えやすい言語」として注目されるようになりました。
特に注目すべきポイントは次の通り:
- インデント(字下げ)で構造を表現するシンプルな文法
- 少ないコードで多くのことができる
- オープンソースで誰でも自由に使える
2000年代:Web開発とデータ分析でブレイク!
2000年にはPython 2.0がリリースされ、次の進化が始まります。
そして、2008年には大きな変化を含むPython 3.0が登場しました。
ただし、Python 2と3には互換性のない変更があったため、一時は混乱も。。
それでも、次のような理由で人気は爆発していきます:
- DjangoやFlaskなどのWebフレームワークが登場
- 機械学習・AIブームとともにNumPyやpandasが普及
- 文法がわかりやすいため、入門者に人気が集中
最近のPython:エンジニア以外も使う「教養」のような存在に
現在のPythonは、もはやエンジニアだけのものではありません。
- データサイエンティスト
- マーケター
- 大学の研究者
- 文系学生の教養科目
など、いろんな人たちがPythonを使っています。
「文系だけど、Pythonならなんとなく触れそう。。」
そんな気持ちに応えてくれる言語なんです。
文系SEの視点:Pythonの「やさしさ」がくれた自信
ぼく自身、文系出身で最初はコードに触るのも怖かった。。
でも、Pythonのコードを読んだときにこう思ったんです。
「あれ、なんか英語みたいで読めるかも?」
Pythonは、開発者のグイドさんが「人間にとってわかりやすい言語を作る」という思想で作ったもの。
だからこそ、文系にとっても「とっつきやすい」のだと感じます。。
Pythonの歴史まとめ
Pythonの進化のポイント:
意外と古い言語なんですね。。。
おわりに:Pythonの歴史を知ると、、、
文系SEにとって、プログラミング言語の歴史なんてちょっと遠い存在に感じるかもしれませんが、、、「なぜこうなっているのか?」という背景を知ることで、言語との距離が縮まる気がしています。。
Pythonは、「やさしさ」や「人間らしさ」を大事にした言語。
だからこそ、文系でも使いこなせる可能性は大いにある気がします。